*** ありゃ!?カメラの電源が入らない? バンコク・チェンマイ旅行記 2010 ***
今回の旅行はタイである。93年に一度バンコク、パタヤ、アユタヤを訪れたことがあるが その時以来である。あの時は両親と弟と一緒に旅行したので、まだ結婚する前の話である。 残念ながら父はその数年後に亡くなってしまったので、今回の旅行は母、弟、カミサンと私の 合計4名である。
本当はカミサンを除く3名で行くことになっていたのだが、諸般の事情もあり、後から カミサンも行くことになった。そんなわけでカミサンの分は後から航空券を確保したので 私達3人とは同じ便には(満席で)乗れず、次の日の同じ便で出発することになった。
なお、今回は弟が私と母の分を航空券を自分のマイレージを使って確保してくれた。旅行の 目的地はバンコクとチェンマイである。宿泊するホテルは弟が海外格安ホテルの予約サイト 「Agoda」で予約してくれた。
各ホテルの1泊(ツイン)の料金は下記の通りであった。
バンコク I Residence Hotel Silom 67 Nara Thivas Racha Nakarin Road, Soi 3 Silom, Bangkok TEL: (66 2) 2679700-3. FAX: (66 2) 2679709 1泊1部屋:5,058円 チェンマイ Chiang Mai Plaza Hotel 92 Sridonchai Road, Chiang Mai TEL: 66-53-903161. Fax: 66-53-279457 1泊1部屋:4,140円 バンコク Thong Ta Resort Suvarnabhumi 1894 Latkrabang Road Latkrabang, Bangkok Tel: +(66)2326-7258-9, +(66)2728-3308-9 Fax: +(66)2326-7258 1泊1部屋:2,431円家を12:30頃に出発して、カミサンに私と母を車で近くの駅まで送ってもらう。日暮里から 京成電鉄のスカイライナーで成田空港に向かう。昔はもっと時間が掛かったように思うが、 なんと39分で日暮里から成田空港まで着いてしまう。日暮里での待ち時間が43分だったので、 待ち時間の方がずっと長い。(^^;)
京成電鉄の日暮里駅は成田方面の線路は1本しかないにも拘わらず、普通電車とスカイライナーの 乗車ホームを分けているので、乗り間違えがないのが非常にいい。つまり、成田方面に行くスカイ ライナーは進行方向に向かって右側のドアしか開かないし、特急や各駅に乗る人達は反対側のホームに いるので左側のドアしか開かないようになっているのである。スカイライナーのホームにいると、 特急が止まってもこちら側のドアが開くことはないので、乗れない(乗り間違いがない)のである。
成田空港には15:25頃時間通りに到着。50分頃に弟から連絡があり、第一ターミナルのEカウンタの 前で待ち合わせた。弟がユナイテッドのプレミアマイレージメンバーなので、チェックイン手続きも並ぶこと なく、パスポートを読み取らせるだけですぐに終わる。搭乗券が発見されるがこれは家電量販店でもらう レシートのような薄さである。
特にお土産や免税店を見たいわけでもないので、荷物を預けて、すぐに手荷物検査と出国審査を行う。 どちらにもほとんど人は並んでいない。
昔は成田空港の空港使用税を払ったり、出入国カードに記入していたが、今はそんな手間も無く非常に 便利である。出国審査を終えると特にすることもないので、本屋で雑誌を2冊購入。最近のお気に入りは 日経TRENDYと日経おとなの休日である。購入した後はユナイテッドのレッドカーペットラウンジに連れて いってもらい、まずはカリフォルニアの赤ワインを1杯飲む。
今はどこの航空会社でも似たり寄ったりだと思うが、残念ながら昔ほどうまい酒が揃っていない。 ウイスキーは普通のバランタインとクラウンローヤル、バーボンはジムビームというところで、まるで 居酒屋並みである。さすがに世界的な不況というところだろうか。とりあえず航空会社の ラウンジとしての体裁を保っていると感じだ。
一度に3人入るのはちょっと問題があるようで、弟と母は別のラウンジに行くとのことで 私はユナイテッドのラウンジでゆっくりとこの旅行記を書いている。今回の旅行に関しては 会社の上司にとても感謝している。実は11月に人事異動があって、今ままでとは業務が 異なる部署に異動したのであるが、半年前からこの旅行を企画していたことを打診すると 快く休みを頂けたのである。(木曜日と金曜日の夜に部長、課長それぞれから暖かいお言葉 をかけて頂き、とてもありがたい心境である)
やっと17:30になった。ラウンジにはあまり多くの人はいないようだ。結局、赤ワイン、 クラウンローヤル、白ワインそれぞれ1杯を飲んでラウンジを後にする。それにしてもこの ラウンジはつまみが面白い。出汁巻き卵巻き等のメニュー以外は、シリアルかポテトチップス しかつまみがない。
とにかく17:45になったので、登場口へ向かう。弟がプレミア・メンバーのため優先的に 搭乗。そうはいっても予め予約時から席は決まっているが・・・。母と弟は窓側からA,B席、 私はC席であったが、隣におねえさんが座ったのにはちょっとびっくりした。私も最初は 日本人かと思っていたのだが、席に座るなりタイ語の本を読み始めたので、タイ人と初めて 分かった。タイ人というとアジア独特の顔立ちの美人を想像するが、最近では日本人とあまり 変わらない人もいるようだ。
早くチェックインすると、それでも荷物を入れる棚が早く使えるのはいいかもしれない。 昔は雑誌や新聞のサービスがあったが、今ではなくなったようだ。18:48に離陸。 その40分後に軽食(スナック菓子)と飲み物のサービスがある。スナック菓子は相変わらず プレッツェルである。仕入れ値が安いのか、アメリカ人の嗜好客が多いのか分からないが これはずっと変わらないようだ。飲み物はもちろんビールだ。(笑)3種類から選べるようで あったが、普通にキリンビールを選択。
20時ちょっと過ぎに夕食となる。今回はいつもの"Chicken or Beef?""ではなく、チキンか マカロニの選択であった。ラウンジでちょっと食べ過ぎてしまったので、今回はマカロニを 選んでみた。(写真)飲み物は白ワインにしてみた。
意外にイケル味である。マカロニはペンネであろうか。オーソドックスなトマト味とよく合う。 お腹も一杯なのでパンとお菓子はDバッグに入れて持ち帰る。到着後にホテルの近くのセブン イレブンには行くことになるだろうが、食べ物の選択は多いに越したことはない。(^^;)
ユナイテッド航空の機内食(夕食)
日本とタイの時間差は2時間である。この便の到着予定は23:55(現地時間)となって おり、普通の人ならもう寝てるとか、そろそろ寝ようかという時間帯であるが、飛行機を 降りた後に税関や入国審査を通り、ホテルに到着するのは早くても1:30(日本時間だと 3:30だぁ)くらいにはなるのではないだろうか。それでも今日は機内アナウンスで30分 ほど定刻より早く到着するとのこと。ガイドブックで見ると、出発時間は20分くらい差が あるが、到着時間はユナイテッドとノースウェストは同じ時間なので、入国審査は混雑する かもしれない。
まだ日本時間で21:00である。多少早くなるといっても、あと5時間はたっぷりある。 まだガイドブックを読み込んでいるわけではないので、これから明日の予定も含めて ガイドブックを読むということにしよう。それでも明日の日曜は国王誕生日で、月曜日は その振替休日というスケジュールであるが、観光スポットは休みなくやっているだろうか? 私にしてみれば、どこかで聞いた「アルコールの販売が厳しく制限される」という方が 厳しいのであるが・・・。(^^;)
予定より早く到着し、1:10(日本時間)に到着。ただ、入国審査がだいぶかかり タクシーに乗ったのは2:30(日本時間)である。いつもは日本円から現地通貨(バーツ)に 両替するのだが、弟が銀行のキャッシュカードで両替しようというので持って来たが何回やっても うまくいかない。クレジットカードの裏を見ると、CirrusとかPLUSとか書かれていないだろうか。 これが書かれたカードは海外でも現地通貨で引き出すことができるのだ。タイの場合はバーツで 引き出すと金額に寄らず1回150B(バーツ、以降Bと記述する)の手数料を取られる。 私の場合はカードにはPLUSと書かれているが、海外で利用するための暗証番号が設定されて いないのではないか?とのことであった。仕方がないので、タイの支払いは弟に任せることにして まずは1万B(正確には2.78円くらいであるが、面倒なので1B≒3円と覚えておきたい)下ろす。
1000Bが10枚で払い出されるが、このまま乗ってもタクシーのお釣りがないことが考えられる ので、水を1本購入して細かくする。ところが、この水1本(500ml)が60Bもしたので びっくりである。空港だから本当に高いのか、ボラレタのか分からないが日本より高いじゃないか!
タクシーに乗るのにメータが付いているかで揉めたが、なんとか乗車。メータは付いているが 空港から出るときと高速道路で50B必要とのこと。タクシーはかなり急いでくれて、高速道路は 120km/hで走ってくれたため、40分くらいでホテルに到着したが、普通のタクシーなら 1時間は掛かるだろう。
ここで、少しバンコクの位置関係を見てもらった方がよいと思うので下記を参照してもらいたい。
(タイ国政府観光庁 バンコク市内交通) http://www.thailandtravel.or.jp/plan/bangkok_access.html (バンコク市内の交通路線図) http://www.thailandtravel.or.jp/plan/pdf/bangkok_city_route_map.pdfこれからバンコクに行かれる方は、とても便利なので上記の交通路線図は印刷して持っていくと きっと役に立つと思う。
ここでなぜ交通路千図を見て頂きたいかというと、その理由は明日になれば分かるが、空港と ホテルの位置関係を見て頂きたい。タクシーの料金は420B。チップとして20B上げたので 合計440Bを支払った。バンコクのホテルは「I Residence Hotel Silom(アイ・レジデンス・ ホテル・シーロム)」で、BTS(後述)チョノンシー駅の真ん前である。
上記のリンクをクリックして頂ければ分かるがが、I Residence HotelはSilomとSathornに分かれているので 間違えないようにしたい。後述するが、タクシーの運転手でも分からない人がいたので・・・。
I Residence Hotel Silomにチェックイン。ここは駅前にセブン・イレブンがあり、 ちょっとした買い物には非常に便利である。バンコクでは、コンビニといえばセブン・イレブンが圧倒的である。ほとんどの 店舗の店内は狭く、日本のように入ってきやすいような感じはない。
しかもほとんどの店が24時間営業(と思われる)なので、セブン・イレブンという名称が何かおかしいような気がする。(笑) ビールを飲んでから寝ようと思って、ビールを買いに行ったところ、なんと午前0時〜7時と14時から17時 までは法律でアルコール類を販売できないという張り紙があった。私は知らずにレジにビールを持って行ったところ 店員がその張り紙を指差し、ビールを後ろに引っ込めたので結局ビールは買えなかった。(泣)
肩もだいぶ凝っていて、足はむくんでいて、頭も痒かったので、簡単にシャワーに入る。 なんと日本時間で4時になっている。眠いような眠たくないような感じだが、明日・・って 今日か・・・がつらいので、そろそろ寝ることにする。
2010年12月5日(日)
7:00起床。6:00頃から隣の部屋の子供が騒いでいたようなので6:15くらいには 起きてしまった。7:00に10Fの食堂に行って、バイキングの朝食を食べる。普通のホテル とあまり変わらないメニューかな。日曜日のためかあまり人がいなくて、パパイヤがたくさん 食べられるのはいい。(^^;)
部屋に戻って、本日の日程を確認。8:00頃出発。ここでバンコクの交通について触れて おこう。昨日の地図を見てもらったと思うが、バンコクの交通手段にはいくつかの方法がある。
・BTS(スカイトレイン) これは単純にモノレールと言っていいだろう。双方向に走っているが、車外から車内が全く 見えないのが特徴である。ちらっと見ると、ニューヨークの地下鉄のようなデザインである。 料金は行きたい場所が、どのゾーンに属するかによって決まる。切符は(以前使われていた バスカードのような)磁気カード。 ・MRT(地下鉄) 地下鉄といっても東京の一部の地下鉄に見られるような転落防止用の外側の扉がある。 切符は黒いトークン。 ・エアポートレイルリンク スワンナプーム国際空港と市内とを結ぶ鉄道である。ちょっと変わっているのは、エクス プレス(急行)とシティーライン(各駅停車)の2つに分かれており、ホーム間の乗り換えは できない。つまり乗車する時にどちらに乗車するか決めておかなければならない。 エクスプレスの方は、空港からマッカサン駅までをノンストップで走るが、地下鉄のマッカサン 駅とは500m位離れており、道路を渡ったりしなければならないようで、乗り換えに不便なのが 難点。そんなわけで、今回はエクスプレスは利用しなかった。所要時間は15分で、料金は150Bのようだ。 調べたところ、なんと車両にトイレがついているようだが、所要時間15分でトイレは必要だろうか? シティーラインの方は、空港から地下鉄パヤータイ駅までが27分である。こちらは連絡通路で 結ばれているので、MRTとの乗り換えは非常にスムーズである。料金は15Bと非常に安い。切符は 赤いトークン。 ・水上交通 あまり使うことはないと思うが、向こう岸に渡りたい場合に利用する。切符はなく、料金を 払って船に乗り込む。BTSのチョノンシー駅は目の前である。まずは切符を購入。切符の買い方は日本と同じであるが、 普通の券売機はコインしか使えないようになっている。ちなみに切符は日本の旧バスカードのような カードである。札が使える券売機にて、隣駅(サラデーン)までの切符を3枚(15B×3)を 購入。
BTSの乗車券
行き先によってホームが異なるので、間違えないようにしたい。どちらのホームに行ってよいか分からなく なったら、切符の裏を見ればいい。切符の表のデザインは色々異なっているが(企業の広告だったかな?)、 裏は必ず路線図が書かれているからである。
また、電車のドアはスモークガラス なので、ドアが開かない限り外から中は一切見えない。電車の外観はコマーシャルが描かれているので、 一見すると一昔前のニューヨークの地下鉄のようだ。
BTS
1駅でサラデーン駅に到着。連絡通路を5分ほど歩いて、MRTのシーロム駅に到着。ここからファラン ボーン駅に向かう。料金は1人18Bである。こちらも切符の買い方は同じであるが、切符はカードではなく トークンと呼ばれる黒いルーレットのチップのようなものが出てくる。
MRTのトークン
改札に入場するときに、トークンを決まったエリアに接触させるとゲートが開くようになっている。2駅で ファランボーン駅に到着。駅を出るときはゲートにトークンを入れると通過できるようになっている。 駅からタクシーを拾って『ワット・プラケオ(エメラルド寺院)(Wat Phra Kaew or Wat Phra Kaeo)』へ。タイではなかなか 英語が通じないようなので、タイ語で書かれたガイドブックを見せるとよい。タイ語で書かれた場所の文字が 小さかったり面倒なときは、ホテルのフロントでタイ語で書いてもらうといい。大きなホテルでは面倒くさがる だろうが、小さいホテルでは気軽に応じてくれる。
なお、バンコクにはまだメーターでないタクシーが走っているので気をつけたい。こういうタクシーはだいたい かなり高い。もちろんメーターが付いているにもかかわらず、値段交渉しようとするドライバーには注意したい。 バンコクでも1回あったが、そういう場合はすぐに別のタクシーを探そう。
50Bでワット・プラケオ付近に到着。今日は国王誕生日ということもあり、タクシーが止められない場所も あるのだろう。ワット・プラケオの見学には通常300B掛かるが、国王誕生日のためか無料であった。 そのためか人出がかなり多かった。但し、一番よい部分(本堂にあるエメラルド仏)は見られなかった。 やはりタイの黄金は凄い。プラ・シー・ラタナー・チェディというのが黄金に輝く仏塔であるが、本当に美しい。 他の建物もタイらしい趣がある造りである。
国王誕生日の行進、ワット・プラケオ
水は必ず持ち歩きたい。もちろん水は持っていたが、 国王誕生日のためか今日は冷たい水が無料でもらえた。 幸いに紫外線は少ないようである。
王宮(上)と国王誕生日の祝砲(下)
ワット・プラケオの見学を終わって外に出ると、兵隊が道に並んで大砲を構えている。しばらく見ていたが、 動きがないようなので、王宮の方へ歩いて行くと、しばらくして「ドーン」という大きな音がした。国王の誕生を 祝う祝砲の音であった。
『王宮 (Grand Palace)』は国王誕生日のため本日休みなので、通り越して 『ワット・ポー (Wat Pho)(別名:涅槃寺)』へ向かう。入り口がイマイチ分かり難かったので、チケット売り場で 聞いてみると、「あなた、面白い冗談言うわねぇ」という顔で笑われてしまった。場所的にはここで 間違いはないが、入り口に「ワット。ポー」という名前で書かれていなかったからである。入場料は 一人50B。ここは寝仏が有名である。ここにも多くの観光客がいたが、スリが多いようなので気をつけたい。この場所は 93年に初めて見たときは非常にびっくりした記憶がある。仏様がこんなゆったりした格好で寝そべって いていいのだろうか?と思ったものだが、これは悟りを開き、涅槃の境地に達したことを示しているのだ という。日本ならば行儀が悪いと言われそうだが、こういった仏像がタイに多くあるのは興味深い。 この寝仏は長さ46m、高さ15mであるので、この全体像をカメラに収めるのは難しいだろう。 長さや高さも大きいながら、足の裏の大きさもすごい。108個の画が描かれているそうだ。 もちろんマッサージのツボの画ではない。(^^;) なお、こういった場所では靴を脱いであがる場所が 多い。もし、靴が気になるようならDパックに靴を入れて持ち運べばよい。(片方だけ持っていく 人はいないと思うので、入れるのは片方だけでよい)
黄金の大寝釈迦仏が見所!
なお、女性はスカートをはいていないと入れない場所があるので気をつけたい。確か肌が見える ような服装では入場できないところもあるので、長いズボンも持って行った方がよい。半ズボン、 サンダルという服装では入場を断られる場合もあるので注意したい。
ワット・ポーにいた猫。タイの猫は暑いためかほとんど動かないので毛並みを堪能できる。(笑)
なかなかタクシーが捕まらなかったが、何とか捕まえてサラディーン駅へ戻る。料金は91Bで あるが、100B支払った。BTSとMRTを乗り継ぐなら、3人もいればタクシーに乗った方が 安いようだ。
「シーロム・コンプレックスフードコート」で13:30頃遅い昼食を取る。タイの フードコートで食事をするには、まず食券を買わなければならない。日本のように食べたい物の 価格を調べてから食券を買うのではなく、予め100B分とか200B分の食券を買うのである。 それから、好きな食べ物おある場所で注文するという形式である。例えば、100Bの食券を 購入した場合、25B、25B、50Bと印刷された紙が3枚綴られていて、50Bの物を 食べるなら、50Bの紙を千切って渡せばよい。残った分は購入したカウンターに持っていけば 払い戻してくれるので安心である。
私は"Fried rice with Shrimp"(エビ入りのタイ米のチャーハン)を注文。料金は50B。日本人に とってはとても安い昼食である。ここからホテルまでは1kmくらいなのでホテルまで歩いて帰る。 途中にあったセブン・イレブンでビール2リットル分購入。ビール500ml1本は39Bである。
シーロム・コンプレックスフードコートの昼食(左)とバンコクでは頻繁に見かけるセブン・イレブン(右)
タイならではのドナルド(左)と銀行のキャラクター(右)
バンコクでも有名な!?秋葉原(左)とChangClassicは結構美味しい(右)
ホテルで一休みして、ビールを飲んだあと眠くなったので、16時から18時まで爆睡する。 やはり日本の朝に到着したようなものなので、眠かったのであろう。(^^;)
18:30頃にホテルを出発して、歩いて「ソンブーンレストラン(Somboon Seafood)」に向かう。 幸いにしてホテルから10分くらい歩けば店に到着する。この店は複数のガイドブックで紹介されており、 「カニのカレー炒め」(プーパッポンカリー:Poo Phap Pong Karee)が美味しいと評判であった。 カニのカレー(M)、野菜炒め(M)、えびの刺身(M)(辛いタレをつけて食べる)、チャーハン(S)、 シンハービール大瓶2本で1000バーツであった。カニのカレーは意外に マイルドな味で前にバンコクに来た時に別の店で食べた物とは印象が大きく異なっていた。 辛さは物足らないものの、カニ、カレー、卵、ラー油がうまく味付けされていて美味しい。 (93年の旅行記を読み返してみると、プラザホテル前の同じくソンブーンレストランであった。その時は とても美味しかったが、非常に辛くて、翌日お尻の穴が痛くなった。(^^;))
タイ米のチャーハン、野菜炒め(左)と生のエビ(右)
癖になる美味しさのカニのカレー(プーパッポンカリー)
歩いて帰る途中で、ホテル前のセブン・イレブンで35Bでビールを調達。ホテルに戻り、1Fの インターネットコーナーからMixiに書き込みを行う。部屋にはLANケーブルが置いてあるが無料ではなく、 1F隅にあるインターネットコーナーだと無料で使える端末が2台ある。しかもFEPも簡単に日本語に 切り替えられたので特に問題なく使えたが、タイではまだまだADSLが主流のようでアクセス速度はかなり遅い。 それでも、海外でYahooのニュースを確認できるだけでも十分役に立つので、無料で使えるのは有難い。
22:05頃、ホテルを出て空港にカミサンを迎えに行く。最初はマッカサン駅で乗り換えて空港に 行こうとしていたのだが、前述のようにエアポート・リンクのマッカサン駅はMRTのペッチャブリー (ペッブリー)駅から500mくらい離れており、夜の時間帯に道路を渡ったりするのも嫌なので、 タクシーで行こうかと思っていたが、弟がMRTのパヤータイ駅から行けるのではないかということで、 1Fのインターネット端末で調べてみたら、乗り換えはすぐにできるとのことだったので、この方法で 駅に向かうことにした。
チョノンシー駅からパヤータイ駅へはBTSでサイアム(タイ語ではサヤームと言うらしい)駅で同じ BTSのスクンビット線に乗り換えて25分位である。(料金は25B)
パヤータイ駅での乗り換えの案内に従い1分も歩けばエアポートリンクの駅である。空港までは7駅で 料金はなんと!15Bである。チョノンシー駅からたった40Bあれば空港に行けるのだ。昨日は深夜0時を 廻ってしまったので、タクシーでも仕方ないところはあるが、昨日の420Bはなんだったんだろうかという位 値段が違う。(タクシーでは空港乗り入れと高速道路で料金とは別に50B掛かるようだ)
母がHua Mak(フアマーク)とかいう駅でお腹が痛くなって途中下車。どうやら生のエビが当たって しまったようだ。駅にはトイレがないので、職員用のを借りる。日本のように駅にトイレがあるわけでは ないので注意したい。
カミサンの方が早くスワンナプーム国際空港に到着し、荷物の受け取りもないのでカミサンの方が先に 外に出てしまった。後からエアポートリンクが到着して、ケータイで連絡を取ってカミサンを探す。 多少料金が掛かっても、海外でも使えるケータイを持っている方が便利だ。ネットワーク設定を自動に すれば、すぐにアンテナマークが表示されるので、後は+81−80(又は90)−XXXX−XXXXと ダイヤルするだけでいいから便利だ。
わりとすぐに見つかって合流。今、来た道を逆に戻ってスワンナプーム駅へ向かう。終電かその1本前の 電車に間に合い、パヤータイへ駅へ戻る。なお、2010年12月現在の終電は午前0時である。( MRTも午前0時が終電)残念ながら、MRTの終電は終わったので、タクシーを見つけてホテルに戻る。 タクシーは57Bであった。よく考えれば、ここでも地下鉄で帰るよりも3人いれば安上がりである。
カミサンがサンドイッチを買いたいというので、ホテル前のセブン・イレブンにて22Bのトマトサンドを 購入。カミサンの分の朝食券、歯ブラシ、タオルを頼んで部屋に戻る。0:35頃ホテル着。
私は昼間買ったCHEERSというビールを飲みながら旅行記を書いている。 明日は、王宮、ワット・アルンなどに行く予定である。
タイで人気のCheersビール
2010年12月6日(月)
7:00起床。7:30朝食。 プールで朝から泳いでいる外人がいた。
ホテルの屋上のプールで泳ぐ外人さん
8:30頃に出発。タクシーで「王宮」まで行く。料金は100B。タクシーは英語が分からない場合が 多いので、フロントでタイ語で書いてもらって、その紙を見せるようにした。
タイではなぜかピンク色の洋服とかピンクの車に乗っている人が意外に多い
王宮は今日もクローズドだったので(本日は国王誕生日の振替休日)、『ワット・プラケオ』にもう1度行ってみる ことにした。今日ももちろん無料である。(^^;) 昨日は見られなかった「エメラルドの像」が公開されている。 タイでは珍しいが建物の中に入ってこの像を撮影することは禁止されている。ところが外からカメラのズーム機能を 使って撮影しても問題ないようである。
昨日は見なかったが、今日は修行中のお坊さんと出会う。93年に来た時はあちこちでこのオレンジ色の袈裟姿を 見たが、今は修行僧は少ないのかもしれない。お土産を買ったり、写真を撮ったり、観光客のリクエストに応じて 一緒に写真を撮ったりして、日本とは近いかなり自由な感じである。
とってもフレンドリーな観光中の修行僧
カミサンを入れてちょっと写真撮影して、ここを後にする。 『王宮』の前を通り過ぎて、ちょっと歩いて 船着場に向かい、『ワット・アルン(暁の寺)(Wat Arun)』 に向かう。料金は片道3B×4。向こう岸は見えているので、実際の乗車は5分くらいじゃないだろうか。船の上から数枚 写真を撮っているうちに到着してしまったという感じである。
水上交通と言えば船(左)と船上から撮影したワット・アルン(右)
国王誕生日のためか、多くの場所に飾られているラーマ9世(国王)の肖像
写真を何枚か撮影した後、急な階段を3つ上って一番上まで上る。バンコクの景色がよく見渡せる。
最初の階段はそれほど急ではないかな?(左)とワット・アルンからチャオプラヤー川を望む(右)
お供え物と思われるが、どうやって作るのだろう?(左)と上から見るとやはり急な階段(右)
ここは塔の上からの眺めしか見るものがないので、降りてから再び船で向こう岸に渡り、船着場のところでココナツ・ジュースを 飲む。料金は20B×4。ココナツジュースはあまり味がない。ほんのりと甘みがついた味という表現が一番よいだろうか。 本当は中の部分も食べられるがあまり熟れていないので、こそぎ取って食べてもそれほど美味しいものではなかった。
ほんのりとした甘みのココナツ・ジュース
タクシーでサイアム駅に向かう。料金は90B。 「サイアム・パラゴン」の1Fの フードホールにて"Mixed Noodle in Thai sauce"(タイソースのミックスヌードル)を注文。料金は70Bで、 トムヤンクンの辛いスープの中に平麺が入っていてなかなかの味。しかし、さすがに甘いものが食べたくなって、 サツマイモとメロンのシャーベットとアイスコーヒーを注文。両方で70B。
サイアム・パラゴンでの昼食。(私が食べたのは写真(左)の右側のヌードル)
弟が食べたヌードルはちょっと辛そう(左)とサツマイモのメロンのシャーベット(ピンボケですみません)(右)
ここで、弟と母を待たせておいて、サイアム駅の裏側にある「ハード・ロック・カフェ」に 向かう。海外に行くといつもここのTシャツを買っているので今回も買うことにする。料金は1176Bとかなり高い。 はっきり言って観光客目当ての商売である。
再び母、弟と合流し、サイアム・パラゴンから『プラトゥーナム・マーケット』を抜けて 『バイヨーク・スカイ・タワー (Baiyork Sky Tower)』に向かう。『プラトゥーナム・マーケット』は、 衣服を扱っている店が狭い路地の中に秋葉原なみに集まっていて、あまりの店の多さにびっくりした。ここで衣服を買っている 人達がどの位いるか分からないが、よく共倒れしないものである。
プラトゥーナム・マーケットはほとんど迷路!?
『バイヨーク・スカイタワー』は、「バイヨーク・スカイ・ホテル」の 展望台である。展望台に上るのには1人220Bかかる。こちらの価値を考えると、かなり高い値段と感じられる値段である。 クレジットカードで4人分を支払って73Fへ直行するエレベータに乗る。ここでは昔のトゥクトゥクや象の置物などが展示されているだけで、 後は外が見えるようになってるだけである。ここでしばらく休憩して、今日の夕食をどこで食べるか決める。
バイヨーク・スカイタワー(バイヨーク・スカイ・ホテル)
83F行きのエレベータに乗って降りると、そこには飲み物が飲めるバーがあるだけなので、階段で84Fに上る。 ここが屋上になっており、一歩外に踏み出すと廻る廊下になっている。つまり立っているだけでゆっくりと360度回転 して外気を浴びながら外の眺めが堪能できるという仕掛けになっている。今日は曇っているので遠くまでは見えないが、 エアポートレイルリンクのマッカサン駅や競馬場はよく見える。
バイヨーク・スカイタワーの屋上(左)とそこからの眺め(右)
写真を撮ったりして2周してから降りる。本来は73Fに降りるハズが別の男性2人組がLボタンを押したので、私たちも そのまま降りることにした。ところが、ホテルのロビー階は外への出口がないので、再びエレベータに乗ってGフロアまで行き、 外にでた。なお、ホテルのロビー階には珍しくファミリーマートがあり、ここではホテル内ということなのか、ビールが 販売されていた。(外国人が買おうとしていたのを見ただけであり、購入できたかどうかは不明)
弟と母は疲れたということでタクシーに乗ってホテルへ戻ることになった。私とカミサンはちょっと買い物がしたいとのことで、 今来た道を戻って、伊勢丹→センターワールドを見学。カミサンが化粧品を探していたが、日本よりも高いものや売り切れで 買うことができなかった。なお、サイアム駅周辺から伊勢丹辺りまでがデパートが並ぶ繁華街である。
サイアム・パラゴンからセンターワールド辺りが繁華街(左)と東芝のコマーシャル(右)
ソニーのバイオの宣伝(左)と伊勢丹(右)
ちなみに、伊勢丹の前にChang、バイオの宣伝の前にTigerの文字が見えるが、他にもCheersやAsahiなどの看板があり、 どうやらビールメーカがそれぞれライブを見ながらビールを楽しめるスペースを提供しているようだ。
「サイアム・パラゴン」まで戻り、カミサンはMACの化粧品を購入。その後、Gフロアの食品売り場で カスタード・アップル(85B)、ラーブ味のプリッツ(20B)、チョコバナナ味のポッキー(15B)等を購入。 6時近いのでタクシーで急いでホテルへ戻る。このデパートのタクシー乗り場では、乗客に行き先を聞いてタクシーに 乗せるということをやってくれているが、"I Residence Hotel Silom"と言うも運転手は"I Residence Hotel Sathon"しか 知らなかったようで、サトーンホテルに止まっていたタクシーに聞いて、チョノンシー駅前のシーロムまで戻ってもらう。 料金は60Bであった。
ホテルのルームキーがなぜか変更になっていて部屋に入れないので、カードキーを交換してもらう。弟と一緒にビールを 4本買ってきて、1缶(500ml)ずつ飲む。(35B×4)部屋でしばらく休んでから、昨日と同じ店(ソンブーン)に 出かける。
19時にホテルを出てブラブラ歩いて行く。バンコクは車社会なので、滅多に歩行者用信号が付いている場所はない。 車が来なさそうなのを見計らって横断しなければならない。なお、こちらでは気が短い人が多いのか、写真のような 秒表示をする信号機がほとんどである。
タイの信号。あと何秒待てばよいかが分かる
プーパッポンカレー(M)、蒸した魚の煮付け、ビーフンの炒め物(L)、ムール貝(L)、チャーハン(S)、シンハービール2本(L)、
オレンジジュース2本で1640Bであった。やはり100g80Bの魚が高かったようだ。日本で言えば時価というところか。
特別に美味かったわけでもないが珍しい魚なのだろう。
ムール貝(左)とカニのカレー(プー・パッポンカレー)(右)
ビーフンの炒め物(左)と蒸した魚の煮つけ(右)
ホテルに戻ってから、カミサンがMixiでゲームをやっていた。私は日記にチラッとだけ本日の行動を書いてきたが、 海外からでも簡単な日記程度なら書き込みができて便利である。ただ、特殊なソフトウェアをインストールしたり できないので、写真まで見せることができないのは残念である。
明日は10:30の飛行機でエア・アジアに乗るが、空港に早く到着する必要があるので、6時起床。6:30朝食。 7:15出発の予定である。
2010年12月7日(火)
6:00起床。本当は5:15に起きる予定であったが、モーニングコールが鳴らず カミサンが起きたのが6:00であった。6:30朝食。今日はいつもよりもお客さんが 多いようだ。
急いで朝食を取って、7:15に特に問題もなくチェックアウトを完了。チョノンシー 駅まで歩いて行って、BTSに乗ってサイアム駅で乗り換えて(25B×4)、パヤータイ駅で下車。 そのままエアポートレイルリンクに乗り換え。(15B×4)15分に1本の電車の割には意外に 混雑している。空港の1つ前の駅で降りる人が多いようだ。
8:30頃にスワンナプーム国際空港駅着。国内線の方に進み、4Fでチェックインするが、エアアジアは 格安航空券で購入したため、セルフでチェックインして、荷物はセルフ用の列に並び直さなければならない。 そうしないとチェックインが有料になるとのことである。ちなみに、バンコクからチェンマイまでの往復 航空料金は1人11,635円である。何もサービスはないとは言え、やはり魅力的な価格だ。
エアアジアは、国内線でも預ける荷物の重さを予約時に申告する必要があり、申告した重量 よりも重い場合は、追加料金を取られてしまう仕組みになっている。その辺が格安航空券らしい仕組みである。 カウンターは出発時間の45分前に閉まるので、国内線といえども早く空港に着いている方がよい。また、 後で分かったことだが、(有料になるかもしれないが)フライトを変更する場合、出発の48時間前までに フライトを変更しないと、一切の変更ができないようになっているので気をつけたい。
また、エアアジアの座席番号が搭乗券は大手家電量販店で発行されるレシート並みの薄さである。 水が持ち込めないので手荷物検査の前で捨てる。手荷物検査の後、時間があるのでカフェテリアで カミサンとコーヒーを飲む。さすがに空港での飲食は高い。(100B×2)ここもプリペイド方式 (Smart Cardと言うようだ)であった。
この空港のプリペイドカードはSmart Cardと言うらしい
飛行機は予定より18分ほど遅れて離陸。途中、飲み物と食事のサービスがあったようだが、 もちろん有料である。ジュース類やスナック類が50B、食事は70〜130B程度。びっくりしたのは、 カップ麺の販売があることである。有料とはいえ機内食でカップラーメンというのはどうだろうか。
それっぽい匂いが漂っていたので、誰か注文した人がいるのかもしれない。私はとても眠くて飛行機の 中ではほとんど寝ていた。定刻より2分ほど遅れてチェンマイ国際空港 に到着。11:42である。スケジュール上はバンコク10:30発→チェンマイ11:40着であるが、 実際の飛行時間は55分程度と短い。
市内へはタクシーしか移動手段がない。メータータクシーと固定料金のタクシーがある。ボラれるような 感じがするので、今回はメータータクシーを利用したが、最初に50B+メータ80Bだったので 固定料金のタクシーより高くなってしまったが、どちらでもあまり変わらない料金である。 (固定料金120Bの方が若干安いか)
ホテルは"Chang Mai Plaza Hotel"で、日本人御用達らしいが、 ホテルのロビーが広く、いいホテルである。すぐにチェックイン手続きを済ませた。部屋は奥のエレベータ の4Fの部屋で幸いにコネクティングルームであった。コネクティングルームはとても便利である。部屋の 真ん中に隣の部屋へのドアがあり、こちら側のドアと隣の部屋のドアをそれぞれ開けないと行き来できないが、 電話で呼び出したりしなくてもいいので楽である。ちなみにインターネットはあるようだが、電話線レベル なので使えない。(後で聞いたところによると、有料でスプリッタを借りるか、ビジネスセンターでワイヤレス LANに接続できるとのことだったが、10分で10Bと高額なので止めた)
早速、お昼を食べに行くことにする。ガイドブックにも紹介されており、ホテルの近くにある 「Whole Earth」というレストランに行く。意外に値段は高い。 カレー、鶏肉の炒め物、豆腐としいたけの炒め物、春雨料理、白いご飯×4、マンゴージュース、レモンジュース、 パパイヤジュース、ビールで1622Bであった。ちょっと辛いものもあったが、全体的に味付けはいい。
ホール・アースはインド料理とタイ料理のお店
豆腐としいたけの炒め物と鶏肉の炒め物(左)と春雨料理(右)
独特のカレー(左)と建物外観(右)
一度ホテルに戻って、午後どうするかを決める。まずは旧市内をちょっと散策しようということになった。 通りを歩いていると、何の店がよく分からない店が多い。(ドリル屋、絨毯屋?)インターネットカフェ (レストラン+インターネット等形態はちょっと違うが)が多い。安いところでは15B/時間のようだ。
15分ほど歩くと右手に城壁と川が見えてきて、旧市内との境を強調している。 城壁といっても高くなく、レンガ積みで昔の面影がちょっと残っているという感じのものである。
旧市街との境にある城壁。道路との間には小さな堀がある(左)と城壁の外側の様子。日本車が多く走っている(右)
チェンマイ門
チェンマイ門から入って15分ほど歩いた所に『ワット・チェディ・ルアン (Wat Chedi Luang)』という寺院があり、 ここを見学することにした。中に入ると大きなお釈迦様の両脇にも仏像が2体あるという形式で、数名の人が拝んだり写真を撮ったりしていた。
ワット・チェディ・ルアン外観(左)と本堂の中(右)
時間も16時10分くらい前でそろそろ次のところに行こうかと思っていたところ、 カミサンがガイドブックを見て、これを見ていないと言う。よく見ると仏像があった 建物の裏手にもっと歴史的な建物があった。仏像が4方向に外を向いており、その下に 階段があるところとない所があり、面白いつくりになっている。他にも恵比寿様の体格 の神様や寝仏があった。
歴史的な建物(左)と一見階段に見えるが斜面になっている(右)
満腹そうな!?仏像(左)と寝仏(右)
壁面に象の像が半分だけ埋め込まれているのはなぜだろうか?
ちなみに外にあるトイレは15時50分くらい前に閉められてしまうので、ここに行かれる 方は注意しよう。
空港ではたくさんのタクシーがいたのに、旧市内はほとんど走っていないため、来た道を戻って 城壁の外の表通りに出ることにした。チェンマイではタクシーはあまり見かけない ものと思った方がよい。普通の人が利用するのは、トゥクトゥク(オート3輪で後部座席に2人 乗れる)かソンテオ(乗り合いタクシー)である。ちなみに、カミサンがこの通り沿いで 見たグリーンカレーの値段は25Bだそう。庶民の店だとこの位の値段が妥当な価格 なのだろう。
表通りでタクシーを捕まえようとするが、今度はなかなか通り掛からない。次の目的地は 『ナイト・サファリ』である。 仕方がないので、ソンテオを捕まえて弟が値段交渉すると1人50Bとの答え。ガイドブックには ホテルのツアーデスクでの申し込み価格が500B(入場料除く)と書かれていたので、4人で 200Bは悪くない値段である。
25分程度かかって「ナイト・サファリ」に到着。案内のおねえさんとソンテオの運転手 が話して、結局ショーが終わる21:30に迎えに来てもらうことにした。料金は往復で 500Bで話がまとまった。さすがにここは山奥という感じのところなので、必ず帰りの 足は確保しておきたい。観光地なので、それなりに客待ちのソンテオがいるのではないかと 思っていたが、そうではないようだ。ソンテオの料金は、ホテルに戻るまで払う必要はないが 帰りに迷わないようにソンテオのナンバープレートを撮影しておくと迷わなくてよい。もっとも お金をもらっていないので、運転手が必ずこちらを見つけてくれると思うが・・・。
ソンテオの外観(左)とその中の様子(右)
「ナイト・サファリ」の料金は1人500Bと高めである。中は3つに分かれていて、 「ジャガートレイル」は1.2kmのトレイルを歩いて廻ることになっているが、夜は 見学できないので、明るいうちに廻っておきたい。 まずはここから見学をスタートする。山猫、孔雀、チンパンジーなどを見ることが できる。17時前に廻り始めたのだが、トレイルの終わりに近いところではかなり暗くなり 光が弱いため、カメラで撮影することが難しかった。
黒鳥(左)とフラミンゴ(右)
名前を忘れてしまった動物(左)とチンパンジー(右)
ホワイトタイガー(左)とワニ(右)
バク(左)と山猫(右)
クジャク(左)とジャガー・トレイルから見た本館(右)
鹿(左)とお出迎え用!?の象(右)
写真はかなりたくさん撮ったが、動物は動きが早いうえ、夕方になるとだんだん暗くなって くるので、ピンボケとなりご紹介できない動物が多いのはご了承願いたい。
まだ時間があるため、まずは弟と生ビール2カップ(45B×2)を飲む。それから建物の中に移動し、 フードセンターで食事を取ることにした。150Bでバイキング形式である。ライスも飽きたので、 野菜とおかずを中心に食べ、パパイヤ、ドラゴンフルーツ、スイカを合計3皿食べた。残念ながら この食事には水しか含まれていないのが残念である。
食事が終わって19:20頃に「サバンナ・サファリ」のトラムカーに乗り込む。この時に入り口で なくすなと言われた入場券をカミサンが持っていないことが発覚した。見つからないと言うと、 OKと言って通してくれたが、同じような人が何人もいるのだろう。(笑)
サバンナ・サファリのトラムカー(左)とその中の様子(右)
ナイト・サファリと言われるのは、この「サバンナ・サファリ」と後で紹介する「プレデター・クロール」 の2つであるが、それぞれで英語で説明するトラムとタイ語で説明するトラムがあるので、時間に注意したい。 もっとも、弟以外はあまり英語が分からないので、どちらのトラムに乗ってもあまり関係ないが・・・。(^^;)
トラムカーは2両で構成されていて、できれば1両目の前の方に乗った方がよい。私たちは1両目の一番 後ろの席であったが、車の左右にライトが付けられていて、その光を照らした先に動物がいるからである。 また、運転手も1両目の見学スピードに合わせて車を走らせるので、1両目の方が見学には有利である。 席は左右どちら側に座ってもよい。動物が右手からも左手からも別々の動物が見えるようになっているからである。
ここではいろいろな動物を見ることができるが、一番驚いたのは、シマウマとキリンである。シマウマ、キリン ともトラムカーから1mくらい近くまで(実際に手を出して触っている人もいた)近寄ってきてくれるので、 かなりびっくりした。
トラムカーの近くまで寄ってくるシマウマ
つぎはぎ映像で映像は粗いですが、動画はこちら(約4分)
これが終わると、「プレデター・プロール」という別のトラムにのるが、こちらは鳥や大人しい動物が多く、 「サバンナ・サファリ」ほどの驚きはない。コースの順番を逆にしてくれた方が感動は大きいだろう。
21時10分くらい前に終わり、あとは光と音と噴水のショーがある。これは、音楽に合わせてレーザ光線と 噴水が水を出すショーであるが、グラフィックデザイナーとか空間プロデューサーなどで名前の売れている人に 依頼すればもっと感動的なものになるのに少し残念な気がした。21:10から10分間のショーが終わり、 すべて終了した。ここは23時までなので、(旅行者には向かないが)遅く来た人は遅いショーを見て帰るという 選択肢もある。門を出るとソンテオのおじさんが待っていてくれ、往きと同じ車に乗り込みホテルまで帰る。
ちなみに、この「ナイト・サファリ」はガイドブックの定番○○の歩き方の最新刊には掲載されていないので 注意されたい。る○ぶ情報版「タイ・バンコク」というガイドブックに書かれていたので、たまたま知ることが できてラッキーであった。ナイト・サファリはシンガポールにもあるが、チャンマイの方が規模・迫力ともに 楽しめると思う。チェンマイに行くことがあれば、ぜひとも立ち寄りたい。
ホテルまでは時間にして26分くらいだろうか。やはりビールが飲みたくなって、ホテル斜向かいのセブン・イレブン に寄ってChangビール(39B×4)を買う。腹が減ったので、ビールと一緒に一昨日パラゴンで買ったプリッツの ラーブ味(タイ風ピリ辛サラダ)を食べてみるが、意外に美味しい。
明日はドイステープと夕食がカントーク・ディナーの予定であるが、弟が足を捻挫してしまったようなので 行けるかどうかが微妙なところである。
2010年12月8日(水)
7:00起床。8:00朝食。
このホテルは1Fのレストランがそのまま
朝食を取る場所となる。ここの朝食もバイキング形式で種類も多く、味も
よいがフルーツも盛り合わせになっているのが残念である。
9:00頃にホテルを出て、『ワット・プラ・タート・ドイ・ステープ (Wat Pra That Doi Suthep)』に 向かうことにする。ホテルの前に図ったようにソンテオのおじさんが待っていて、「どこに行くんだ?」 「このコースはどうだ?」と好き勝手に言ってくるが、とりあえずチャンプアック門に行くことにする。(60B) ここからソンテオを乗り換えて「ドイ・ステープ」に行く予定である。
チャンプアック門に到着すると、ソンテオのおじさんがしつこく話しかけて来るので、「ドイ・ステープ」に行きたいと 言うと、しばらく弟と交渉した末、往復400Bで行くことになった。市外からしばらくすると山道をすっと登り ホテルから1時間走ったところで止まった。そこから1人50B(外国人料金)でケーブルカーに乗る。ところが、 このケーブルカー1分30秒ほどで頂上に到着してしまった。エレベータのような入り口から入ると斜めにあがるので、 やはりケーブルカーである。ところが車内から外の景色が一切見えない。トンネルを掘って後からケーブルを通したと いう形である。
エレベータではありません。ケーブルカーの乗車口です。(笑)
頂上では、中央に仏塔が立ち、周囲を仏像が囲んでいる。油を蝋燭に注いで祈るいる人や仏塔の周囲を廻って祈るいる人も いる。ここは、ステープ山の頂上(1080m)と言えども暑い。猫がほとんど死んだように眠りこけている。本当はここから チェンマイ市街が一望できるようだが、今日は曇っているためよく見えない。
ドイ・ステープの中(左)と黄金の仏塔(右)
拝む人々(左)と蝋を掛けて拝む人々(右)
日差しを避けて昼寝する猫
見学場所も少ないので、1時間も見学すれば十分である。ケーブルカーで降りて、本来はホテルに戻るハズであるが、 まだ11時なので「セントラル・ショッピング・モール (Central Shopping Mall)」で下ろしてもらう。
ここのB1Fのスーパーマーケットをしばらく覗き、プリッツのラーブ味(タイ風ピリ辛サラダ:12B)やグリコの チョコバナナ味(10B)を少々購入。母はプリッツを10個、弟は芳香剤入りのタオルや石鹸を購入。お土産を探すに してもタイではそこそこの場所に行かないとなかなかまともな物はない。そうなるとツアーで行くか、免税店しかない。
同じショッピングセンタの地下の奥で昼食。フードホールで軽食を食べる。私は"Fried Noodle Thai Sauce"を注文。 一般的なタイ風焼きそばである。まったく辛くないので食べやすい。(30B)
セントラル・ショッピング・センターのフードホールでの食事(左)とフードホールの一角にある・・・すかいらーく!?(右)
そこから『ワット・プラ・シン (Wat Phra Singh)』まで歩いて行く。チェンマイで最も格式が高い寺院とのことであるが、 本堂にお釈迦様と両脇に仏像がある。ここまではよく見かける形式であるが、その前の方に本物の人間じゃないか?と 思われる仏像があったのには驚いた。礼拝堂には寺の名前の由来となった黄金のプラ・シン像が収められている。また、 ランナー地方の生活習慣などを描いた壁画も有名とのことなので、ちょっとだけ撮影。
ワット・プラ・シン外観像(左)と本堂の中の様子(右)
本物の人間!?と間違いそう(左)とタイらしい建築物(右)
ここにも象の像が埋め込まれている(左)と礼拝堂(右)
ランナー地方の生活習慣などを描いた壁画の一部
今日は後ろもしっかり確認して、象の像が埋め込まれている仏塔や壁画を見学。14時をちょっと廻ったあたりの 時間なので、ソンテオを拾ってホテルに戻る。おばさんを捕まえたがだいたい高めの値段を言ってくる。 最終的には60Bで合意。その前に声を掛けてきたおじさんは150Bというとんでもない値段だったので 「ありえない」と言って笑ってしまった。
運転手のおばさんは、途中で止まって商売品!?のドジョウ、魚、ハトなどを積み込んできた。別のおばさんも乗り 込んできて、ハトは放すのだと言う。結局14:30頃にホテルに戻ってきて(80B払う)、昨日買って置いた ビールで一休み。
ソンテオに積み込まれた商売品!?
ホテル内に2つのツアーデスクがあるが、今晩行こうとしている『カントーク・ディナー』が いくらするのか弟に聞いてもらったところ、500B〜600Bするので、ホテルの外の公衆電話から弟が直接予約したところ 390B+送迎50B/人で合計440Bであがった。英語ができる人がいるとこういう時に心強い。
「カントーク・ディナー」は2〜3箇所でやっているが、弟の知り合いに聞いたところによると『クム・カントーク (Khum Khantoke)』 という狭いお店の方がよいようだ。もう1つの店はステージから遠く、ツアーバスがたくさん乗り付けてくるお店のようだ。 なお、「カントーク・ディナー」というのは、丸いお皿に乗せたタイ北部の伝統的な料理を食べながら、伝統舞踊が見ることが できるというものである。元々、タイ北部に来た客人をもてなすために行われた祝宴が観光客にも楽しんでもらいたいという 趣向で広まっていったのではないかと思う。
18:30頃にピックアップにくるとのことなので、。一度部屋で少し寝て疲れを取ったところ、カミサンが切手を買いたい ので散歩に出てくるという。しばらくして私も起きて探しに出たが、会わなかった。チェンマイ門近くにいる時に電話が 掛かってきて、切手を16枚購入して欲しいとのこと。地図を見て行ったにも拘わらず、郵便局を通り過ぎてしまった。 郵便局の隣で場所を聞いたところ、英語が通じず、隣の商店に聞いてみようとしたら、そこが郵便局であった。ドアが1つ あるだけなので郵便局とは気がつかなかった。(^^;) 日本までのハガキは15Bの切手でよいのだが、郵便局に15枚しか 残っていなかったので、全部購入した。もう17時25分くらいであるが、ずいぶん遅くまで開いているものだ。
帰り道にホテルの前のセブン・イレブンでビールを6本購入。(35B×6)18時20分頃にロビーに下りると、 30分頃にクム・カントークの迎えの人が到着。もう1件ホテルを廻るとのことで、"Downtown Inn" でオランダ人のおねえさん4人組を拾って店に向かう。
オランダ人のおねえさんの席はステージからかなり遠いが、私たちの席は中央のステージの真ん前であった。 これはツアーデスク経由で予約するか、店に直接電話するかの違いだろう。店の電話番号を知っているかということと、 英語が話せるかどうかでこんなにも対応が違うのかという感じであった。
19:00頃お店に到着。店で料金を払うと靴を脱いでホールの中央の席に案内された。すぐに料理が来て、飲み物の注文を 取りに来る。ジュースやコーヒーは50B、ビール等は150Bからと高い。6種類の小皿(辛いソースなど)と鶏のからあげ、 スープ、ごはんというメニューである。途中で民族衣装のおねえさんが2人来て一緒に記念撮影をしてくれるが、これはもちろん 後で記念写真を買わせるためである。
クム・カントークの入り口(左)と入り口を入ったところで歓迎してくれる女性(右)
正面の舞台は主に演奏に使われる(左)とディナー(右)
スープ、ご飯、ちまき(かな?)(左)とチキン(右)
ここの座椅子は少し寝そべれるようになっており、くつろいでショーが見学できるようになっている
19:45になるといよいよショーが始まる。ほとんどは、伝統的な音楽とともに女性と男性が踊ったりするものが多いが、 男性同士のムエタイに似たようなものや、剣を使った踊りなどもある。途中で夜空に気球を上げたり、レーザを使ったり、 いろいろ工夫を凝らしてある。
いろいろなショーが楽しめる、独特の楽器を演奏している様子(右)
最後にデザートが出る(左)と外では気球を上げている(右)
気球を持つ女性達(左)と席のところに来て写真を撮らせてくれる(右)
ショーはまだ30分くらい続くようだが、21:00頃には送迎の車がくるので、その時間に外に出たら、しばらくして運転手の 人が迎えにきた。「ナイト・バザール」を通って21:30頃にホテルに帰ってきた。
まずビールを一杯やってから(笑)シャワーに入って旅行記を書く。あまり動いたりしているわけではないが、毎日どこかで 眠くなってしまうのは、年なのか、暑さが関係しているのか? 東京では最高気温14度、最低気温5度位の寒い日が続いて いるが、こちらは毎日暑い日が続いている。山岳部ということもあり夜や明け方はそれなりに寒いが・・・。
それにしても道路を走っている車やバイクが多く、チェンマイでも歩行者のことは考えられていないので、(ちょっと大げさだが) 道路を横断するのも命がけである。信号がある場所で横断歩道のマークが付いている場所はたまに見かけるが、信号もほとんどなく、 横断歩道に歩行者用信号が付いていたのを見たのはたった1箇所であった。
明日は「メーサー・エレファント・キャンプ」に行く予定である。
2010年12月9日(木)
6:30起床。7:00朝食。
8:00出発。「メーサー・エファント・キャンプ」までは、車で1時間くらいの距離なので、
今日もソンテオと価格交渉である。一番難しいのはいくらで連れて行ってもらうのが妥当な価格なのかを
割り出すのが難しい。ツアー料金やガイドブックの参考価格を見ながら交渉するのである。安すぎれば
受けてもらえないが、向こうもお客を捕まえるのに必死なので、ある程度の値引きは受けてもらえる。
・・・という予定であったが、弟がもし明日の予定がソンテオのチャーターでなく、ツアーでしか廻れない 場合を考えて、今日『ドン・インタノン国立公園 (Doi Inthanon National Park)』に行こうと言い出したので、その提案に従うことにした。
8:00に出発すると、さすがに昨日のおじさんは待っておらず、ソンテオがいなかったので、ちょっと 歩くと停車中のソンテオのおじさんが声を掛けてきた。「ドイ・インタノン国立公園」に行きたいという話し をすると、2000Bと言ってきたが、こちらも負けじと1200Bから価格交渉。結局、1600Bで交渉が まとまった。
8:10頃に出発したが、ソンテオのスピードが遅いので、途中の道路でたくさんの車に抜かれ、国立公園の頂上 (2564m)に到着した時には10:10頃であった。山の頂上まで車で行かれるという便利な地形のためか、 平日にも拘わらず多くの観光客が訪れていた。一番近くのトレイルを廻ったが、映画に出てくるジャングルのような 景色が体験できる面白い場所であった。そもそも日本だと2500m以上の場所に生息する植物は種類も限られていて、 それほど多く群生しているわけではないが、こちらでは多くの木々が見られ、コケもきれいに映えている。
ドイ・インタノン国立公園の地図(左)とタイで一番高い場所(2565m)(右)
頂上に一番近いトレイル
2500mを越えても生い茂る植物
ビジターセンターで地図をもらってから、売店で25Bのカップラーメンを食べたが、たいした食べ物が売っている わけではないので、もし昼食のようなものが予め用意できるなら予め用意して来た方がいい。一応、カロリーメイトは 持って行ったのだが、食べるならカップラーメンの方がいいかと思ったので、ここではラーメンを食べる。売店の人が ちゃんと辛いのがいいか、辛くない方がよいか聞いてくれて、お勧めのラーメンにお湯を注いでくれるので安心である。
次にどこに行こうかと考えると、近くに何もないことに気が付いた。登ってくる途中に見えたパゴダのある場所に車を 停めてもらう。パゴダは2つに分かれていて、1人40Bの料金を別に取られる。ここは庭園を管理しているためか、 200mくらいの坂を自動車で無料で上り下りしてくれるための料金かはっきりしないが、そんなサービスがある。 2つのパゴタとも上りはエスカレータが付いているが、パゴタの中はあまり仏像がそれぞれ1体あるだけでたいした ものはない。
頂上から見て右側のパゴダ
頂上から見て左側のパゴダ(左)と右側のパゴダ内部(右)
右側のパゴダ奥の整備された庭園(左)と下を向いて咲く花(右)
下を向いて咲く黄色い花(左)と下を向いて咲く赤い花(右)
頂上から見て左側のパゴダ(左)と左側のパゴダ内部(右)
右側のパゴダの手前の庭園
それから山の途中にあるトレイルを歩きたいと運転手に交渉するが、運転手が地元のお店の人など何人かに聞いてくれたが、 トレイルの入り口がどこにあるか見つからないので、トレイルの遊歩を諦めて、別の滝に行くことにした。ちなみに、タイでは 2m位の落差があると”滝”と呼ばれるようで、個人のホームページによると日本のような滝を期待してはいけないと書かれて いたが、この国立公園では十分見ごたえのあるものばかりであった。最初の滝は、「Siriphum Waterfall」という名前の 滝で1人20Bの料金を取られるが、400m位進んだところで上から落ちてくる滝の下側の部分がよく見えた。(上は木が 邪魔してよく見えない)
入り口からでは遠くに見えるシリファム滝(左)と滝の近くまで行ける道がある(右)
地上近くのシリファム滝
山の中腹から流れ出るシリファム滝
続いて、「Sirithan Waterfall」、「Wachirathan Waterfall」を続けて見るがどちらも甲乙付けがたい。 Wachirathan滝は飛沫が飛んでくるほど近くでみることができる。
迫ってくるような感じのシリタン滝
シリタン滝のヴューポイント(左)と記念撮影にうってつけのワチラサン滝(右)
ヴューポイントから撮影したワチラサン滝
最後に「Mae Ya Waterfall」を見に行くのだが、運転手のおじさんは最初ここに行くことを渋っていたのであるが、 奥さんが「まぁ、ついでだからいいじゃないの」という感じで説得してくれたため、この滝も見学できることになったのだ。 ここがかなり遠く、一回公園の外に出て、再び別のチェックポイントから入りなおさなければならない場所にあり、メインの 道路を曲がってから14kmと書いてあるのだが、ゆうに30分以上は掛かって到着した。
500m歩き、ここは幅も申し分なく広く、落差も十分にあり、この国立公園内で一番美しい滝と言われるだけあるが、写真を 撮ろうとしたら、なんとカメラの電源が入らない!自分では電源はまだ十分あると考えていたが、電源が入らないので、何らかの 原因で消耗してしまったのではないかと思ったが、後刻ホテルで充電してからカメラにバッテリーを装着しても動かない。自分では 覆っているつもりであったが、飛沫がカメラに入ってしまったのであろうか???(後日、カメラメーカーのお知らせを見て、 製造に起因するミスで、持ち運び時や使用時の振動でカメラ内部のビスが緩んで脱落する不具合が発生し、電源が入らなくなる 場合があるとのことで無償修理してもらった)
ドイ・インタノン国立公園で一番美しいと言われるメーヤ滝
幸いに弟もカメラを持って来ているので、撮影は弟のカメラで行ってもらう。16時を過ぎたのでチェンマイ市内に急いで戻る といってもパワーが出ないのは往きと同じなので何台もの自動車に抜かされたが・・・。運転手が間違えて、 チェンマイ門で下ろそうとしたが、『ワット・チェンマン』で下ろしてもらう。
このお寺の近くで、ガイドブックに載っている「エスピー・チキン (SP Chicken)」というガイヤーン(焼きチキン)が 有名な店で食事を取ろうとするが、この店を散々探し回った結果、12月10日まで休みと張り紙があり、残念ながらここで食事を することができなかったので、ガイドブックに載っている近くの「チョーク・ソムペッ (Jok Sompet)」で英語メニューを 見せてもらい注文。私はライスとローストチキンを注文する。辛さはまったくなく、皿の上に乗ってくる調味料で味付けする。 それとコーラを注文。
チョーク・ソムペッでの夕食(粥)
チョーク・ソムペッでの夕食(ローストチキン)
母が注文を間違えてカミサンの料理を食べてしまい、カミサンの料理が来ていないので、弟と同じものをもう1つと注文したら、 後から母が注文したチャーハンが出てきてしまい、それを弟と半分ずつして食べる。料金は各55B、飲み物15B。それにしても 夕食時にビールを出していないレストランがあるとは参った。(x_x) タイの場合は時間制限だけど、イスラム教の国に行くと、 外国人向けの店に入らない限りビールにありつけないことを考えると、まだ有難い。
帰りはすぐにソンテオはつかまって、『ナイト・バザール (Chiang Mai Night Bazaar)』に行きたいというと、80Bと言われ 市内はどこでも15Bのようなので、全員で60BというとすぐにOKの返事がきた。「ナイト・バザール」のほぼ中央で下ろして くれ、弟は奥さんのお土産用の時計を値切って300Bで購入。(どうもこの価格でも高く買わされているような価格のようだ) 私もいろいろ見たが、自分で欲しそうなものや誰かにあげて喜ばれそうなものがなかったため何も購入しなかった。
ナイト・バザールではいろいろな出店が出ている(左)と通りの両側に所狭しと並ぶ出店(右)
毎晩18時頃から23時頃まで多くの人で賑わう
ランプを販売する店(右手)残念ながら日本では電圧やプラグ形状も違う
ほとんどは洋服、アクセサリー、時計などを売っている店がほとんどである。店によって扱っているものにそれほど違いがある わけではない。Tシャツにはスターバックス、マクドナルド等のロゴが付いた物があるが、似たような名前の製品も多い。 Tシャツだけでなく、腕時計はローレックス、オメガ、パテックフィリップといった有名ブランド物はみな偽者である。 どこの店に行っても同じ問屋から仕入れているのか、売っているものはほとんど変わらない。
オリジナルの商品は少なく時計などは半数以上が有名ブランドの偽物である。もちろん、偽物の商品を輸入することは禁止されて いるのでご注意いただきたい。日本に持ち帰った場合、当然税関で没収される。もちろん、安い物でもすべての商品が偽物という わけではない。
途中で反対側にわたってホテルに戻る前にセブン・イレブンで瓶ビールを2本買って帰る。changの場合、ビンは640ml、 アルコール度数は6.4%と高めであった。弟と乾杯した後、瓶ビール2本+500mlの缶ビールを1本開けて自分の部屋に戻る。
風呂に入って、充電が終わった電池をカメラに戻して試してみたが正常に電源が入らない。明日も弟のカメラの世話になる ことにしよう・・・。
2010年12月10日(金)
6:30起床。7:00朝食。
今日は昨日の予定通り8時にホテルの門の外に出ると、ちょっと離れた位置にソンテオが止まっていて、
すぐにこちらに近づいて来た。今日は『メーサー・エレファント・キャンプ (Mae Sa Elephant Camp)』に向かう。今日は運転手の
おじさんと奥さんだけでなく子供も乗ってきていた。料金は400B。
9時頃に現地に到着。まだ時間早いので、象のショーを行う場所だけを確認して、多くの象が待機している場所や お土産屋などを覗いて時間をつぶす。キーホルダーかネックレスかで若干デザインは違うが、昨日母が購入したキー ホルダーの飾りと同じものが売られていたが5倍の150Bもしたと驚いていた。ちなみにここでは定価販売しか しないと書かれているので値切っても無駄である。
ショーが始まる前の様子(左)と象舎(右)
象の上に乗って散策するコースは別料金(500B)(左)と山の中にあるメーサー・エレファントキャンプ
ショーがはじまる時間の9:40になっても、客の入りがまばらでショーが行われる気配は一向にない。この後から バスで乗りつけて来るのか、多くの人がやってきて10時ちょっと前には多くのお客さんで一杯になった。
ちなみにここの入園料金は120Bで、もし象の上に乗るようであれば、さらに500Bの料金が掛かる。象の背中は 揺れるし、1時間も乗っているのも大変なので、うちの家族は誰も乗らないでいた。
10時にショーが始まり、サッカー、ダーツによる風船割り、丸太運び、お絵かきなど、楽しい催しを1時間見せて くれる。中でもお絵かきは注目に値する。人間が描くより(少なくとも私が描くより(^^;))いい絵を書くのである。 日本テレビ系列で放送されている「世界まる見え!TV特捜部」 などで紹介されたこともあるので、覚えておられる方もいるかもしれない。象は本当に頭がよく、人間の帽子を取ったと 思ったら、それを同じ人間の頭に乗せさらに、上からトントンと鼻で叩いたりする。ハーモニカを吹いたり、鼻をビュン ビュン振り回したり、ポーズを取ったりするのがとても上手である。もしかしたら、日光猿軍団もびっくりかも!?(笑)
ショーの始まりの様子
ハーモニカを吹く象(左)とフリーキックをする象(右)
フリーキックをする象(左)と絵を描く象(人間がするのは絵の具の色と量を調整し、ハケを象の鼻に入れるだけ)(右)
その場で描いた絵
象が描いたとは思えないほどきれいな絵
6000Bは高くないか?(左)とバスケットをする象(右)
おねだりする象(左)とチップをあげる筆者(右)
チップを弾むと象と記念撮影できる(左)と象のフン(右)
ショーが始まる頃にはドライバーさんの家族がいたのだが、途中からいなくなったので、象に乗っているのかと思ったが そうではなかった。ショーが終わると象が近くによってきたのでサービスいいなぁと思っていたら、そうではなかった。 鼻で柵をガンガン叩き、バナナやシュガーケーン(40Bで売られている)やチップをちゃっかりおねだりするのである。 もちろん、お札は食べないのですぐに象の上に乗っている人に渡すが、バナナ1房は1飲みである。
後から遅れてツアーで来た人間が途中でいなくなるのは、こういう仕掛けがあったからなのだ。ただ、ここでチップや エサを与えると、象と一緒に記念撮影ができるという特典が付いている。私はなんだか怖いので象との写真は取らなかったが、 母、弟、かみさんは3人とも象と記念撮影して喜んでいた。ショーに出演する象は全部で22頭くらいであるが、それ以外の 象もいるので、全部で50頭以上はいるのだろう。それから象の保育所をちょこっとだけ見学して子象を撮影。
象の保育所
象の保育所付近で撮影
11時30分くらいに出口に出てきて、車を探すとドライバーのお父さんが私たちを探しに行ってしまったのか、車の場所に いなくて奥さんが電話で呼んでいた。この後、首長族(モン族と思う)の場所に行くかと尋ねられたが、それを断り、 「カオソーイ」(カレー味のスープに麺を入れ、その上に揚げ麺を乗せたもの。具はチキンが一般的)の美味しい店に 行ってくれるよう頼む。この後、トラがいる場所に行かなかったのが残念なのか、ドライバーさんの子供がしばらく車の中で 泣いていた。
1時間かけて12:30頃にカオ・ソーイの店に到着。本当は「カオ・ソーイ・ラムドゥアン (Kao Soi/Khao Soy Lamduan)」 に入ろうとしたのだが間違ってしまい(店の前で並んでいる人がいたので)、「カオ・ソーイ・ソムーチャイ (Kao Soi/Khao Soy Samerjai)」 という別の店に入ってしまった。最も有名店のようだからそれはそれでいいけど・・・。最初に食券を200B分購入。カオ・ソーイ30B×4個、 北タイ風ソーセージ×1皿、水5B×2本、ポークの串焼(L)×1皿で190B。カオ・ソーイはむせるほど強烈な辛さであるが、 これでもココナツミルクを入れて甘みを足している。もちろん、辛いが味はとてもいい。ポークの串焼きもなかなかいい味である。
カオ・ソーイ・ソムーチャイのカオ・ソーイ(左)と北タイ風ソーセージ(右)
ポークの串焼
ソンテオを捕まえようとするが、この地域はあまり走っていないのか、なかなかつかまらず捕まえるまでにちょっと苦労した。 それでも何とか70Bで『ワット・チェン・マン (Wat Chiang Man)』まで行ってもらった。 この寺院はチェンマイでも最古だそうで、ランナータイ王朝創ったメンライ王が1926年に建立したとのことだ。
ワット・チェン・マン
ソンテオでホテルまで戻り(60B)、ビールを軽く飲んでから私とカミサンだけ『ナイト・バザール』を通って、日本人が経営 する「サーラー・チェンマイ (Sala Chiangmai)」でコーヒー(200B×3) を購入。カミサンも石鹸2つを100Bで購入。このお店は翌日も行くことになるのだが、店主が日本人なのでちょっとしたことなど 日本語で気軽に話ができるので嬉しい。置いている商品も良心的な価格だと思う。
本当はガイドブックに載っている「アンティークハウス」という店で夕食の予定であったが、ちょっと高い感じだったので 「アヌサーン・マーケット (Anusarn Market )」内を下見してホテルに戻った。弟と母が出かける直前だったので、そこで 夕食をとることにした。この市場は小さい店が集まった屋内型バザールであるが、露天も結構多く見受けられる。ここは結構呼び込み が激しかったが、タイフードの店でカニのカレー(プー・パッポンカリー)を含め、5品+ライス4つ、ビール2本、ココナツ ジュース×2で939Bであった。味もなかなかであったが、辛いものはかなり辛い。
アヌサーン市場でのお店で夕食
お店以外にも多くの露天商で賑わっている
カミサンと母は足ツボマッサージをしたいとのことで、足ツボマッサージの店へ。弟が足ツボマッサージを体験した時は非常に 痛かったそうだが、カミサンによると(なぜか母だけは棒も使ったマッサージもしていたようだが)結構気持ちいいようだった とのこと。料金は1人1時間で140B。よっぽど気に入ったようで20Bのチップを渡していた。店によっても異なるが、 足ツボ以外にもオイルマッサージなど何種類かのマッサージがあるようだ。(時間のない方は30分で80Bという店もある)
足ツボマッサージ
弟はTシャツを買いたいとのことで、私と『ナイト・バザール』に戻る。コピー物が多いが、Hard Cock Cafe(M)とi Pood(XL)と 書かれたTシャツを各99Bで購入。35Bの柔らかいお菓子が3袋で100Bなので購入。お餅のような柔らかさでほのかな 甘さがいい。本当に1口キャンディ感覚なので、会社のお土産も一瞬これでいいか?と思ってしまう。後から母も買おうとするが 2袋しか残っておらず、その2袋を50Bで購入。
「アサヌーン・マーケット」に戻って、ビール大瓶を50Bで購入し、弟と飲んでいるとマッサージが終了したので、 ホテルに歩いて戻る。今日も例のごとく、ビール35B×4本、ひまわりのたね10B、コーヒーが入ったジュース10Bを セブンイレブンで購入。弟とビールを飲みながら今日の話をする。風呂にはいって日記を書いて寝る。
2010年12月11日(土)
7:30起床。8:00朝食。
9:40まで休憩してホテルで2000円分だけ両替。0.33とレートは悪いが市内で両替できるか不安だったので
仕方ない。後でよく探したら『ナイト・バザール』の通り(チャンクラン通り)では、1,2軒開いていた
ようでレートも0.35とよかった。
昨日行った「サーラー・チェンマイ」で石鹸のセット3つ(170B×3)とコーヒーを購入。カミサンも石鹸など いくつか購入。時間が余るが、ホテルに戻って11:30頃チェックアウトして空港に向かう。ソンテオで120B。
AirAsiaで1本早い便に変えてもらおうと思ったのであるが、出発時刻の48時間前を切ってしまうと便の変更が できないと言われた。ホテルにいてもロビーにいるだけなので、どちらにいても暇なことには違いがない。
12:30頃に少し腹が減ったので、空港内の店でトムヤムヌードル99Bを注文。辛すぎずちょうどよい味で米の ヌードルや海老は結構美味しい。この店で無線LANは無料で使えるようだったが(もちろん店員にパスワードを 聞く必要がある)、残念ながら認証するもすぐに切れてしまって使えない。理由は分からないが残念だ。
店を出てから、弟が何回か試したところ、AOSS(バッファロー独自の無線LAN簡単設定システム)の機能を使わないように 設定して、ノートPCについている無線LANの機能だけを使って試したところ、3回くらい試したところで安定して つながるようになって、簡単にMixiの日記を更新することができた。海外にPCを持っていくとこういう時にも便利である。
チェックインすると出発は20分遅れて、17:20の予定とのこと。することもないのでカミサンとコーヒーを 飲みに行く。55B×2。こちらのコーヒーは独特の苦さがある。
定刻より30分遅れで離陸。到着も20分くらい遅れたであろうか。Baggage Clameまでは一番遠いところに着いた。 荷物を取りに行くが10分経っても出てこない。やっと出てきてホテルまでタクシーで向かう。(80+50B)
今日のホテルは「Thorng Ta Resort & Spa」という ホテルというよりか安宿で、カミサンと私はチェックインしてから、急いで空港までタクシーを拾って戻る。(80B) 乗り慣れた!?シティ・ラインでパヤータイ駅まで出て、BTSに乗り換えサイアム駅へ。何とか21時頃到着。 「サイアム・パラゴン」で プリッツ、ポッキー、ドライフルーツ、インスタントカレー、海老の辛いおつまみなどをビールとともに購入。料金は 645Bくらいだったかな? クレジットカードで支払い。
このデパートの営業時間は23時までなので、急いで食券を買って、"Rice With Pork Leg"と"Noodle"を購入。 合計160B。飲み物がないので、カミサンがスーパーマーケットに戻って水を調達。なお、22:45までに食券を 払い戻す必要があるので、急いで精算。
私たちがバンコクの中心街が買い物をしている間、母と弟はホテルの近くの屋台街で夕食。
ソン・タ・リゾート近辺の屋台料理
サイアム駅→パヤータイ駅→スワンナプーム空港と急いで戻る。(20B+15B)×2。空港からタクシーに乗って ホテルまで戻る。(150B)シャワーに入ってビールを飲んで寝る。
チェンマイでは、他にも川下り(メー・ピン・リバークルーズ)、動物園、スネーク・ファームなどがあるが、それほど 興味があるわけではないのでパスしたが、ホテルからだいぶ離れたところにある「ターナム (Tha Nam)」というレストランが 美味しいようだったので、今回行かれずに残念であった。
2010年12月12日(日)
4:15起床。5:00出発。
「Thorng Ta Resort & Spa」は本当に空港近くにある安宿という感じで、本当に狭いし、シャワーしかないし、
車の音はそこそこ煩いし、あまりいい宿ではなかった。ただ、今日の出発が早いということを考えると仕方ない選択だろう。
空港に5:15頃に到着してチェックイン。弟と母はラウンジに行くとのことで、先に出国審査へ行ってしまった。私と カミサンは昨日購入して飲まずに残っている水とビールを片付けてから出国審査(パスポートコントロール)と手荷物検査に 向かう。アメリカ系の航空会社のためか、荷物検査は入念に行われた。荷物検査の装置が終わったのちに、搭乗ゲートでさらに 目視および金属探知の棒による確認が行われた。機内で読んだ本によると最近では米国ではランダムではあるが、洋服の上から ではあるが、何の形が分かる装置が問題になっていて、この装置の検査を拒否する場合は、ボディタッチによる検査が行われる ようだ。(どちらも拒否すると搭乗を断られる)
しかも、その画像を個人的に保存していた職員がいるとのことで大問題になったとのことだ。その本によると、レントゲンの ような検査方法がイヤな人向けに、空港の職員を増やして触ってチェックして欲しい人間を選べるようにしたらよいのでは? という解決方法が書かれていたが、人件費は掛かるが100%冗談としても面白い方法かもしれない。多くの男性は若い おねえさんを選びそうなことは目に見えているが・・・。(^^;;;)
出国審査が意外に混雑していたため、免税店を見る時間は30分くらいしか残っていなかった。カミサンは先に免税店を 見学していたが。結局、会社用にクッキー2箱購入。(180B×2)他に、ヌードルセット、トムヤンクンセットなどを購入。
機内に入ると私の席の隣は外人さんであった。食事の後にウォッカとトマトジュースを注文すると、外人さんもブラディ・マリー と言いながら同じ物を注文していたのであった。もっとも、Mr. & Mrs. T Bloody Mary Mixという便利なものがあって、最初から ブラディマリーが出来上がっているものがあった。耳が悪い上に私も片言の英語であったので、何とか分かったことを書くと、 外人さんはデンバーの近くに住んでいるが6ヶ月前から仕事で東京に来ているとのことで、富士山に行ったこともあるとのこと。 今回の旅行はスリランカに行ってきたとのことであった。
朝食はベークトポテト、ウインナー、オムレツかヌードルであったが、前者を選択。白ワインを飲む。
この便の到着予定時刻は14:30位であるが、出発が遅くならなかったためか、気流の関係か予定した時刻より早く到着 するようだ。往きは結構足がむくんだり、喉が異常に乾いたりして大変であったが、帰りはそれほどでもない。今、日本時間で 12:10であるが、あと2時間ちょっとで到着するということだろう。
少し眠り、しばらくすると、上空から富士山が見えた。14時頃に無事に成田に着陸した。 個人的にはバンコクよりもチェンマイの方が見学場所も楽しいところが多く、物価も安いので、機会があればぜひとも もう1回行ってみたい。
飛行機から撮影した富士山
駄文を最後までお読み頂きまして誠にありがとうございました。
終わり
-------------------------------------------------- おまけ ---------------------------------------------------- 今回の旅行で参考にしたガイドブック 1.地球の歩き方 タイ 2010〜2011 2. 〃 バンコク 2010〜2011 3.チェンマイに溺れる(地球の歩き方GEM STONE) 4.るるぶ情報版 タイ・バンコク '10〜'11 今回の旅行で参考にしたホームページ 1.タイ国政府観光庁 2.タイ王国に関する情報ポータルサイト タイ王国.com